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7月の小売業売上高、過去6年で最悪の減少幅


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月25日_記事番号:T00009759

7月の小売業売上高、過去6年で最悪の減少幅


 経済部の統計によると、7月の小売業の売上高は前年同月比3.81%減の2,761億台湾元(約9,687億円)で、下げ幅は2002年1月以降で最も大きくなった。また7月の飲食業の売上高も前年同月比0.81%減の279億元で、05年2月以来の大きな下げ幅を記録した。23日付工商時報が報じた。
   
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 7月の卸売り、小売り、飲食業の名目売上高は前年比3.6%増の1兆580億元だが、小売業と飲食業がマイナスとなる中、プラス成長となったのは卸売り業(前年比6.78%増)だけだった。物価要素を除いた実質の小売業売上高の年成長率は6カ月連続マイナスで、▽2~5月の累計、約1%減▽6月、5.08%減▽7月、7.58%減──だった。

 7月の小売業各分野のうち最も不振だったのは自動車・二輪車および関連部品業で、売上高は前年同月比27.61%減だった。

 1~7月の卸売り、小売り、飲食業の累計売上高は、前年同月比7.83%増の7兆2,682億元で、このうち卸売業が10.32%増と最も成長幅が大きく、次いで、飲食業5.13%増、小売業1.89%増の順となっている。