ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

7月の域内携帯電話シェア、HTCが売上高4位に躍進


ニュース 電子 作成日:2008年8月25日_記事番号:T00009772

7月の域内携帯電話シェア、HTCが売上高4位に躍進


 7月の台湾携帯電話市場では、売上高ベースのシェアで宏達国際電子(HTC)(8.9%)が初めてモトローラ(6.9%)を上回り、4位に浮上した。HTCは6月末に第3.5世代(3.5G)スマートフォン「ダイヤモンド」を発売して人気を博し、前期比でシェアを3ポイント以上伸ばした。3位のサムスン(10.1%)にも迫る勢いだ。23日付経済日報が報じた。


T000097721


 HTCは、7月に中華電信との提携でダイヤモンドを100米ドルを下回る価格で販売するプランを打ち出した。8月にも台湾大哥大との提携でダイヤモンドの姉妹機「ビクター(勝利機)P3702」を0元で供給するプランを打ち出しており、業者は今後さらに人気は高まるとみている。

 夏休みのハイシーズンに入った7月の携帯電話市場は、販売台数ベースではノキア32.6%、ソニー・エリクソン23.8%、サムスン14.3%とシェアに大きな変化は見られなかった。しかし、売上高ベースでは2カ月連続で大きな入れ替わりが見られた。6月に売上高でノキアを上回り1位を獲得したソニー・エリクソンは、7月も31.3%のシェアを獲得してトップを維持し、29.3%のノキアは2位にとどまった。