ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDバックライトモジュール、下半期出荷大幅増へ


ニュース 電子 作成日:2008年8月25日_記事番号:T00009775

LEDバックライトモジュール、下半期出荷大幅増へ


 発光ダイオード(LED)バックライトモジュール大手4社の出荷枚数は、上半期は各18万~38万枚だったが、下半期はデルのLEDバックライト採用のノートパソコン(ノートPC)発売などで大幅増加が見込め、通年で150万~350万枚まで拡大する見通しだ。25日付工商時報が報じた。
   
T000097751


 奈普光電科技(タイワン・ナノ・エレクトロオプティカル・テクノロジー)の第1四半期の出荷は20万枚だった。第2四半期は米アップルの超薄型ノートパソコン「MacBook Air(マックブック・エア)」の販売が伸びず、14万~15万枚だった。下半期は友達光電(AUO)やサムスン電子向けにハイエンド製品を供給し、第3四半期の出荷枚数は20万枚以上、下半期全体では上半期の3倍の100万~120万枚になるとアナリストは予測している。

 大億科技(ケンモス・テクノロジー)の上半期出荷は35万~38万枚で、中強光電(コアトロニック)は25万~30万枚だった。両社とも、通年では150万枚が予想されている。

 瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は上半期18万枚の出荷だった。7月には出荷6万3,000枚を記録しており、8月は10万枚を目指す。通年では350万枚の予測だ。

 LEDバックライトモジュールがノートPCに採用される割合は今年は10~15%で、来年はノートPC大手各社が新機種に採用するとみられることから、30~40%の予測だ。