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台北市の赤信号、最長待ち時間222秒?


ニュース 社会 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009781

台北市の赤信号、最長待ち時間222秒?

 
 台北市の信号機は、1回の赤信号の時間が域内の他県市や海外の都市と比べて長く、平均で136秒、最長で222秒に上ると、陳建銘議員(無所属)ら3人の市議が調査結果を発表した。26日付蘋果日報などが報じた。
   
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 同調査によると、台北市の信号機2,184台のうち赤信号の時間が100秒を超えるものは約半数で、42台は180秒以上だという。赤信号の時間が最長だったのは八徳路4段と南港路3段の交差点にある信号機で、4分近く信号待ちしなければならない計算だ。

 陳市議らによると、台中や高雄など他の地域の赤信号の待ち時間はほぼ100秒以下で、ドイツは約60秒、英国では約45秒だという。自動車やバス、バイクの信号待ちで発生する二酸化炭素の排出削減のためにも、せめて120秒以下に改善するべきだと主張した。

 台北市交通管制工程処交控中心の李昆振主任は、赤信号の時間は道路状況や時間帯などによって設定しているが、渋滞問題を考慮しつつ、年内に調査および時間短縮の検討を行うとの方針を示した。