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台塑の麦寮投資、経済部が「二者択一」要求


ニュース その他分野 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009786

台塑の麦寮投資、経済部が「二者択一」要求


 経済部関係者は25日、麦寮離島工業区(雲林県麦寮郷)で台塑企業第6ナフサプラント第4期の操業が始まって以来、排出気体量が行政院環境保護署の総量規制の上限に迫っているとして、第5期の製油所の規模を縮小するか、台塑集団が同工業区で計画している一貫製鉄所の用地をナフサプラント用に充てて排出枠を追加取得しない限り、環境影響評価の通過は困難との認識を示した。26日付経済日報が伝えた。

 経済部の姿勢は、台塑集団に対し、同工業区での投資計画を第6ナフサプラント第5期か一貫製鉄所のいずれかに絞る「二者択一」を事実上求めた形となる。

 台塑企業の第6ナフサプラント第5期投資計画は、日産15万バレルの製油所のほか、石油化学プラント24カ所の拡張と15カ所の新設が含まれ、完成後は台塑集団の製油能力が日産77万バレルに高まる。

 なお、一貫製鉄所建設計画をめぐっては、台塑集団が建設を断念したと今月20日付の聯合報が報じている。