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台北MRT新路線、全線竣工は13年に


ニュース 運輸 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009789

台北MRT新路線、全線竣工は13年に

 
 台北市都市交通システム(MRT)の新路線第2期工事のうち、予定通り開通を迎えるのは南港線昆陽~南港までの延長(今年12月開通予定)のみで、その他の新荘線、蘆洲支線、内湖線、信義線、松山線はいずれも開通が1年遅れ、第2期路線すべての工事が完了するのは2013年となる見通しだ。行政院経済建設委員会(経建会)会議で25日、台北市政府の提出したこうした開通スケジュールの調整案が承認された。26日付工商時報が報じた。

 経建会は工事遅延の理由として、新荘線ではハンセン病療養施設、楽生療養院(台北県新荘市)の移転が市民の反対に遭って用地取得が進まなかったこと、内湖線と信義線では利用者の利便性を考慮して駅の出入り口の設置計画を変更したためとしている。

 新たな工事スケジュールでは、新荘線と蘆洲支線の分岐点から忠孝新生駅までは10年、新荘線の忠孝新生~古亭は11年、新荘線迴龍~台北橋~大橋国小も13年に開通する予定だ。また、内湖線は09年6月末、信義線が12年、松山線は13年の開通予定だ。