ニュース
家電
作成日：2007年6月8日_記事番号：T00000979
台湾日立、エアコン価格を据え置き
内外の家電メーカーが、金属相場の上昇でエアコン価格を１～７％値上げする方針を固めた中、台湾日立は原材料価格が急激に変化したり、値上がりが長期化しない限り、価格を据え置く方針を決めた。８日付工商時報が報じた。
同社は価格据え置きでシェア固めを図る構えとみられる。福代毅総経理は「銅、鉄、アルミニウムはエアコンの主要材料で、原材料価格の上昇が続けば、当然コスト面で影響を受けるが、経営努力でコスト上昇分を吸収していきたい」と話した。
また、福代総経理は「５月中旬の高温で販売が伸び始め、前年同期に比べ10％以上増えている。前年比10％増の年間24万台の販売を見込んでいる」と述べた。
