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燦坤実業、年内に中国再進出へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009791

燦坤実業、年内に中国再進出へ


 燦坤実業の閻俊傑総経理は、台湾人による中国旅行の商機を見込み、傘下の大手オンライン旅行会社、燦星旅遊網(スタートラベル)の拠点を中国福建省に設置する計画を明らかにした。既に中国当局に申請済みで、年内に営業許可が得られる見通し。かつて進出したが撤退を余儀なくされた中国市場に再挑戦する。26日付蘋果日報が報じた。

 閻総経理によると、初年度は台湾から10万人の観光客が見込める。今後は、旅行会社と3C(コンピュータ、通信、家電)販売のオンライン店舗も進出させたい考えだ。

 同社は2003年に中国上海に3C販売の拠点を設立、最盛期で中国に50店舗以上を展開した。しかし営業税率が現地業者より高かったことなどにより赤字が続き、05年7月に当時の32店舗を上海最大の家電販売チェーン、永楽(中国)電器銷售に3億台湾元(約10億5,000万円)あまりで売却している。

 燦星旅遊網の7月の売上高は5億7,000万元(約20億円)で、うちオンラインが3億6,000万元、店舗販売が2億1,000万元だった。1~7月の売上高は前年同期比15.3%増の27億1,000万元だった。