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均豪精密工業、太陽電池全自動設備を完成


ニュース その他製造 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009794

均豪精密工業、太陽電池全自動設備を完成


 半導体パッケージング設備や平面ディスプレイ製造設備を生産する均豪精密工業(ギャラント・プレシジョン・マシニング、GPM)は、世界初の太陽電池の全自動生産設備を完成させた。近日正式に発表する。26日付経済日報が報じた。

 全自動の生産設備の販売価格は4億~5億台湾元(約14億~17億円)。生産スピードが上がるだけでなく、良品率の向上も期待できる。同社は今後3年で台湾の太陽電池生産ラインは30本増えるとみており、商機を見込んでいる。

 同社は昨年から太陽電池設備を手掛けており、今年既に太陽電池セルの洗浄やレーザー加工などの設備の出荷を開始している。

 同社の今年の売上高全体に占める割合は、▽太陽電池設備、10%▽パネル設備、65%▽ICパッケージング設備や発光ダイオード(LED)設備、25%──。来年は太陽電池設備を15~20%まで引き上げ、パネル設備を50%としたい考えだ。

 同社の上半期売上高は前年同期比40%増の21億1,600万台湾元(約74億円)だった。下半期は同50%増の40億元とアナリストは予測している。