ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

華冠通訊、LG携帯電話1千万台受注か


ニュース 電子 作成日:2008年8月27日_記事番号:T00009834

華冠通訊、LG携帯電話1千万台受注か


 携帯電話ODM(相手先ブランドで設計から製造までを担当)メーカー、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)がLG電子から第2.5世代(2.5G)携帯電話端末の新機種12タイプを受注したとの観測が出ている。2009年のLG電子から華冠への受注台数は08年の2倍以上に当たる1,000万台に上るとみられ、従来からの最大顧客ソニー・エリクソンに並ぶ受注規模となる。27日付電子時報が伝えた。

 LG電子は新興市場での販売に注力し、18カ月以内に携帯電話の世界市場シェア15%、上位3位入りを目指している。華冠は現在、LG電子の携帯電話4機種を生産しており、今年の出荷台数は350万~400万台となる見通しだ。新機種の出荷は今年末から始まる。華冠は主に聯発科技(メディアテック)とインフィニオンのチップを採用しているため、同2社も恩恵を受けるものとみられる。

 業者によると、華冠の携帯電話出荷台数は今月、過去最高の180万台に達し、第3四半期合計では500万台となる見込みだ。さらに9月は200万台、今年通年では1,500万台に達するとみられる。