ニュース 電子 作成日:2021年9月15日_記事番号:T00098421
米アップルは現地時間14日、第5世代移動通信(5G)対応の新型スマートフォン「iPhone13」シリーズ4機種を発表した。台湾の公式サイトでは17日に予約受け付けを開始し、24日に発売する。iPhone13シリーズは、カメラ性能などスペックが進化し、ストレージ容量は128ギガバイト(GB)からに引き上げられた一方、本体価格は2万2,900台湾元(約9万600円)からと、前モデル「iPhone12」より1,000元安くなり、新機種への買い替えが進みそうだ。工商時報電子版などが伝えた。
iPhone13とiPhone13ミニは、▽ピンク、▽ブルー、▽ミッドナイト、▽スターライト、▽プロダクトレッド──の5色展開だ(アップルリリースより)
6.1インチのiPhone13は2万5,900元から。画面サイズは前モデルと同じだが、画面上部のインカメラやセンサー部分などのノッチ(切り欠き)が20%縮小した。5.4インチのiPhone13ミニは2万2,900元から。いずれもストレージ容量は128ギガバイト、256ギガバイト、512ギガバイトの3種類となった。
ハイエンド機種は、6.1インチのiPhone13プロが3万2,900元から。6.7インチのiPhone13プロマックスは3万6,900元から。ストレージ容量は1テラバイト(TB)を加えた4種類となった。
iPhone13プロとiPhone13プロマックスは、▽シエラブルー、▽シルバー、▽ゴールド、▽グラファイト──の4色展開だ(アップルリリースより)
全4機種ともに、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が5ナノメートル製造プロセスで製造した、最新のプロセッサー「A15バイオニック」を搭載する。カメラには、動画撮影時にピントが自動で被写体に移動する「シネマティックモード」が搭載された。バッテリーの航続時間は前モデルと比べ2時間半延びた。
通信キャリア大手の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は15日午前11時にオンライン予約の受け付けを開始した。中華電信は16日午後2時~6時まで数量限定で予約を受け付ける。台湾大哥大(台湾モバイル)は17日午後8時から予約受け付け
を行う。
今年8500万台も
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の予測によると、iPhoneの通年生産台数は前年比15.6%増の2億3,000万台に上り、うちiPhone13シリーズは全体の37~39%を占め、8,500万~8,900万台となる見通しだ。新型コロナウイルス感染症の流行による部品供給逼迫(ひっぱく)の影響は軽微との見方だ。
トレンドフォースは、アップルのiPhone13ミニの発注量を全体の10%以下、850万~870万台と予測した。前モデルのiPhone12ミニの販売不振が理由だ。iPhone13ミニの組み立ても電子機器受託生産大手の和碩聯合科技(ペガトロン)が主に手掛けているとされる。
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