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8月の消費者信頼感指数、過去最低に


ニュース その他分野 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009848

8月の消費者信頼感指数、過去最低に


 国立中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した8月の消費者信頼感指数(CCI)は55.84ポイントで、前月から0.24ポイント、4カ月連続の下落となり、2001年1月に調査を開始して以来の最低ポイントを記録した。28日付自由時報が報じた。

 同指数を構成する6項目の消費マインドは、いずれも100ポイントを下回る「悲観」傾向を示した。

 また「今後半年間の域内景気」、「今後半年間の家庭の経済状況」、「今後半年間の就業機会」、「今後半年間の耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス」の4項目は、前月よりもさらに下落が進んだ。下落が最大だったのは「耐久性消費材購入のチャンス」で、前月比1.5ポイント下落して97.65ポイントとなった。

 一方「今後半年間の物価水準」は前月比0.45ポイント上昇の20.25ポイント、「今後半年間の株式投資のチャンス」は0.2ポイント上昇の57.9ポイントと、それぞれ下落が止まって回復を見せた。台経中心では、物価と株価に関しては消費者が既に谷底に達したとの印象を持っていると指摘した。