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蘇州工業区、電電公会が投資環境に高評価


ニュース その他分野 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009850

蘇州工業区、電電公会が投資環境に高評価


 台湾区電機電子工業同業公会(電電公会)は28日、中国の投資環境とリスクに関する最新の調査結果を発表した。進出先として最も高い評価を受けたのは、▽蘇州工業区▽蘇州昆山地区▽天津浜海新区──の順だった。同日付経済日報が伝えた。

 電電公会の同調査は今年が8年目で、中国各地の地方政府からも注目を浴びている。蘇州工業区は3年連続で最優秀評価を受け、昆山は2年連続で2位、浜海新区は初めて3位圏内に入った。 

 関係者は「中国政府は昨年下期から産業調整政策を取っており、沿海都市の多くが産業高度化を迫られ、投資の選択的誘致へとシフトしている」と指摘し、ランキングに変化が生じているという。特に広東省の珠江デルタは評価を下げた。一方、内陸部では四川省成都が10位圏内に入った。過去に10位圏内に入っていた山東省青島は労働争議の頻発で順位を20位圏外に下げた。

 調査は台湾企業の進出が多い90都市を対象に行われ、2,612社から回答を得た。