ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

第1原発の放射性廃棄物施設、環境評価審査を通過


ニュース 公益 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009852

第1原発の放射性廃棄物施設、環境評価審査を通過

 
 台湾電力第1原子力発電所(台北県石門郷)の使用済み核燃料を保管する乾燥放射性廃棄物中期貯蔵計画について、行政院環境保護署は27日、環境評価大会を開き、監督委員会の設置や健康リスクに関する専門家会議の開催などを条件に認可を決めた。28日付中国時報が伝えた。

 同計画をめぐっては台北県の地元住民による反対が根強く、環境影響評価手続きは2005年10月から約3年かかった。地元住民は2018年という第1原発の閉鎖予定時期が廃棄物貯蔵施設の建設で延長され、中期貯蔵施設が事実上最終処分場となることへの懸念がある。

 行政院環境保護署は、貯蔵施設の建設を認める条件として、施設の使用開始から40年後に放射性廃棄物を他の場所に搬出することを台湾電力に求め、同施設を最終処分場にしてはならないことを強調した。