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作成日：2008年8月28日_記事番号：T00009855
南山人寿、Ｓ＆Ｐの格下げ候補に
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）傘下の南山人寿保険は27日、信用格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）から、格下げ候補の「ネガティブリスト」に載せられた。現在、保険財務力格付けは最高の「ＡＡＡ」だが、今後の格下げが予想される。28日付工商時報が報じた。
Ｓ＆Ｐによると、親会社のＡＩＧが米サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）関連の投資商品で多額の損失を出し、22日に長期発行体格付け「ＡＡ－」のネガティブリストに入れられたことなどが原因。南山人寿も米ドルベースのリスクが高いとみている。
南山人寿は２月に格付け「ＡＡＡ」を獲得したが、５月からアウトルック（見通し）が「ネガティブ」になっていた。
