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作成日：2008年8月28日_記事番号：T00009856
国泰集団、上海の損保会社に認可
国泰金融控股は27日、上海で損害保険事業の展開を予定している子会社の、国泰財産保険有限責任公司が中国保険監督管理委員会（保監会）から事業運営の認可を受けた。28日付経済日報が伝えた。
国泰財産保険は資本金４億人民元（約64億円）で、国泰集団の生命保険会社である国泰人寿保険と、損保会社の国泰世紀産物保険が50％ずつの出資を行っている。開業は９月末の予定で、台湾企業による中国での損保会社設立は初めてとなる。初期段階では中国に進出している台湾企業をターゲットとし、徐々に現地化を進め、個人の顧客も開拓する計画だ。
損保最大手、富邦産物保険も富邦人寿保険と共同出資による中国子会社設立を保監会に申請中で、早ければ今年末までに認可を受ける可能性もある。
