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信義計画区「A10区画」、入札に熱視線


ニュース 建設 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009858

信義計画区「A10区画」、入札に熱視線

 
 台北市の信義計画区で「A10区画」の土地使用権売却に向けた公開入札が10月にも実施される予定で、保険会社や百貨店業界で関心が高まっている。28日付工商時報が伝えた。

 A10区画の最低入札金額は36億2,400万台湾元(約126億円)に設定される予定で、入札は10月12日に実施される。既に国泰人寿保険(キャセイライフ)、新光人寿保険、宏泰人寿保険など保険大手や漢神百貨、微風広場(ブリーズセンター)など商業施設が取得に関心を見せている。

 宏大不動産鑑定士事務所の郭国任最高執行責任者(CEO)は、信義計画区で過去に土地使用権が設定された区画は、権利金と地価、土地使用量の総額が土地の資産価値を4%から24%上回っていると指摘。政府が用地を所有権を売却する「借地戦略」で高い収益を上げていると分析した。 

 信義房屋不動産仲介部の担当者は、A10区画が新光信義新天地の隣接地にあることから百貨店として利用される可能性が高いとみている。