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台北101の増資案、期限を来年1月に延期


ニュース 建設 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009859

台北101の増資案、期限を来年1月に延期

 
 台北101ビルは27日、当初10月31日までに調達完了を予定していた27億台湾元(約94億円)の増資案について、「台湾株式市場の激しい変動を受けて株主や投資家の投資意欲が後退しており、当社全体の利益、株主権益などを考慮した結果、期限を来年1月31日まで延期する」と表明した。

 また、台北101の林鴻明総経理は近く企業誘致のため北京を訪問する計画だ。中国企業に対し、現在世界で最も高いビルである101の魅力を中国企業にアピールし、誘致を目指す。

 台北101は経営効率を高めるため戦略の見直しを進める考えで、そごうが入っていた「101購物中心」2階の出店スペースをブランド腕時計売り場へと改装してテナント収益を69%向上させ、「佳姿健身中心」が営業を停止した後、長らく空室となっていたスペースも年内には新しい店子と契約するとしている。