ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾セメント、本業利益が8割縮小


ニュース その他製造 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009860

台湾セメント、本業利益が8割縮小

 
 台湾水泥(台湾セメント)が発表した上半期の財務報告によると、売上高は前年同期比1.1%減の123億1,800万台湾元(約428億3,000万円)、純利益は6.3%減の35億4,600万元だった。原料の石炭価格の上昇を十分に製品価格に転嫁できなかった結果、本業の営業利益は前年同期比8割減の2億1,700万元まで落ち込んだ。純利益の大部分は本業以外からもたらされたものだ。28日付経済日報が報じた。

 セメントのハイシーズンは第4四半期で、各メーカーは9月より来年の輸出契約価格について海外の輸入企業と商談を始める。リーマンブラザーズによると、台泥の輸出価格は1トン50米ドル台に乗る可能性もあるとしている。

 セメント各社は、「愛台12大建設」に代表される馬英九政権の内需拡大策に伴って業績の向上が期待される。