ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009862
中国鋼鉄(CSC)は今後5年間で生産能力拡充に3,500億元(1兆2,000億円)を投入する予定で、その第一歩として、27日の董事会で100億元の普通社債発行を決めた。ある金融持ち株会社幹部によると、中鋼は傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の製鉄所拡張、冷延製鉄所およびワイヤ工場の新設、ベトナムでの投資などの生産能力拡充を行うとされる。27日の同社28日付経済日報が報じた。
中鋼の鍾楽民執行副総経理は、今回の普通社債発行により調達した資金は、主に中龍鋼鉄の高炉拡張に用いるとしている。中龍では今後約2,100億元を投じて高炉2基を拡張する予定で、第1高炉には既に800億元が投じられ、来年9月に火入れが行われる見通しとなっている。
中鋼の計画によると、今後5年間で1年に少なくとも500億元の資金が必要となり、金融業界ではシンジケートローン(協調融資)により調達するとの観測が出ている。
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