ニュース
電子
作成日：2008年8月28日_記事番号：T00009865
光宝、米ＬＥＤ素子メーカーに出資
光宝科技（ライトン・テクノロジー）は27日の董事会で、米国の発光ダイオード（ＬＥＤ）素子メーカー、セミエルイーディーに1,000万米ドルを出資することを決定した。出資比率は5.1％となる。28日付蘋果時報が伝えた。
滕光中執行長によると、今回の出資はＬＥＤ事業の垂直統合と高効率ＬＥＤ素子の強化を目指すためものだという。同社はノートパソコン（ノートＰＣ）の大手メーカー２社から、ＬＥＤバックライトを受注しており、単月で700万個、今年末までに1,000万～1,500万個を出荷するとみられている。
27日の董事会ではまた、傘下の源泰投資からの出資で光宝緑色能資科技を設立、代替エネルギー関連事業を展開することが決まった。資本金額は25億台湾元（約87億円）となる。
滕執行長はまた、第３四半期の売上高に関して、ＬＥＤ事業は前期比10％増で、全体でも10～15％増となるとの見通しを明らかにした。
