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緯創のQ3ノート出荷、25%増を予測


ニュース 電子 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009867

緯創のQ3ノート出荷、25%増を予測

 
 緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は27日の業績説明会で、第3四半期のノートパソコン(ノートPC)の出荷は、前期比で約25%増加するという見通しを明らかにした。上半期の出荷実績は900万台、下半期1,200万台、通年で2,100万台となって当初目標の1,800万~2,000万台を上回る予想だ。28日付蘋果日報が報じた。 

 上半期の売上高は前年同期比62%増の1,788億9,400万台湾元(約6,219億円)、純利益は27%増の31億700万元だった。

 来年に関しては、ノートPCは受注の60%が確定しており、2,500万~2,800万台の出荷水準を目標とする。サーバは100%確定、液晶テレビの受託製造は80%確定しており通年で350万台の出荷を目指す。モニターは70%を確定しており、買収した光宝科技(ライトン・テクノロジー)の液晶ディスプレイ部門の来年の出荷は700万~900万台、7~9%の売上貢献を見込んでいる。

 大手ブランド各社の参入で競争が激化している低価格ノートについて林董事長は、単価が低く利益への貢献度が小さいとして積極的に受注する考えのないことを明らかにした。来年の出荷は100万~200万台を予想している。