ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

友達の中科第4期工場、来年7月着工へ


ニュース 電子 作成日:2008年8月28日_記事番号:T00009870

友達の中科第4期工場、来年7月着工へ

 
 友達光電(AUO)の李焜耀董事長は27日、劉兆玄行政院長を訪問し、中部科学園区(中科)第4期基地(彰化県二林鎮)への進出決定と、今後10年間に4,000億台湾元(約1兆4,000億円)を投じ、400ヘクタールに第10世代以上の最新世代フラットディスプレイ工場4基を建設することを表明した。中科第4期基地開発プロジェクトチームの朱雲鵬政務委員は、「友達は第1基目の工場建設を来年7月初めに申請し、同月末にも着工できる」としている。28日付工商時報が報じた。
 
T000098701

 
 友達では第10世代工場について、早ければ2010年設備搬入、11年に量産開始の予定で、初期月産能力はガラス基板で3万枚、年生産額は1,500億元を見込んでいる。

 朱政務委員は、「友達の投資計画に付随する水道、電力、交通、環境評価にかかわる問題、および土地使用・建設許可について最大限の協力を行う」と語り、劉行政院長も「行政的な審査過程を省略することはできないが、時間を短縮することはできる」と語り、早期着工を支援する構えを見せた。

 また、友達は二林基地に高速道路を通すことを要望しているが、これについて劉行政院長は毛治国交通部長との協議するとしながらも、「原則としては、すべての企業が同基地への進出を終えた後、状況を見て建設する」と語った。