ニュース 社会 作成日:2021年10月12日_記事番号:T00098873
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は9~11日、新型コロナウイルス域内感染の確認は2人だったと発表した。12日付自由時報などが報じた。
9日発表は、台北市万華区に住む1歳の女児で、8日の感染判明後に行った2回目のPCR検査の結果は陰性だった。医療応変組の羅一鈞・副組長は、女児を含め家族4人はIgM抗体検査で陰性、IgG抗体検査で陽性のため、過去に感染したケースだとして、市中への感染リスクは低いと説明した。
11日発表は、台北市内湖区の幼稚園に勤めている40代の女性教諭で、居住地は新北市汐止区だった。5月に症状が出ており、10月10日のPCR検査で陰性、IgM抗体検査で陰性、IgG抗体検査で陽性だったことから、指揮センターは、過去に感染したケースだと分析した。女性が勤めている幼稚園は23日までの14日間、休園とした。荘人祥・報道官は新北市の幼稚園のデルタ株クラスターとは無関係だと説明した。
このほか、海外から入境した輸入症例は9日が3人、10日が7人、11日が10人で計20人だった。死者は9日に発表された70代女性1人だった。
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