外食最大手の王品集団、25日から平均5%値上げ(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年10月13日_記事番号:T00098881

外食最大手の王品集団、25日から平均5%値上げ(トップニュース)/台湾

 レストランチェーン最大手、王品集団は12日、ステーキハウスの「王品」や焼き肉レストラン「原焼」など台湾で展開する20ブランドのうち15ブランドで、25日から平均5%値上げすると発表した。食材費や人件費などのコスト増を理由に挙げた。新型コロナウイルス市中感染が落ち着き、8日に1人当たり5,000台湾元(約2万円)の振興券「五倍券」の使用が始まったタイミングで、値上げに踏み切った。13日付経済日報などが報じた。

/date/2021/10/13/00wowprime-cover_2.jpg王品集団は、新型コロナ、原材料価格上昇、人件費上昇の三重苦だと指摘した(12日=中央社)

 値上げするのは、他に▽洋食の西堤牛排(テイスティー・ステーキ)、▽鉄板焼きの夏慕尼、▽鍋料理の石二鍋──などで、15ブランドの一斉値上げは初めて。石二鍋は1人用の228台湾元(約920円)のメニューを238元へと4.3%値上げする。西堤牛排は、568元のメニューを598元に5.2%値上げする。

 王品集団は、昨年の新型コロナ感染拡大後、食材価格がいまだかつてなく上昇していると指摘した。王品集団がよく使用する食材の牛肉は、飼料価格高騰や米国の労働力不足でコストが増加しており、リブロースやフィレの価格は50%上昇したと説明した。消費者物価指数(CPI)によると、鶏肉や魚介類の価格は15%以上上昇、サラダ油や砂糖は30%以上上昇した。

 2018~21年に台湾の基本工資(最低賃金)は月給で9.1%上昇、時給で14.3%上昇した。22年から最低賃金は月給が2万5,250元に前年比5.21%上昇、時給は168元に5%上昇する。

 王品集団は、大量仕入れやサプライチェーン管理などの対策を講じ、値上げ幅を抑えたと説明した。

漢来、春節までに値上げ

 業界関係者は、飲食業の値上げは必至で、いつ、どのように値上げするかの違いだけだと指摘した。

 漢来美食(ハイライ・フーズ)は、食材コスト増を受け、傘下の中華料理系レストランで、春節(旧正月、22年は2月1日)までに会食や年菜(年越し料理)のテイクアウトを10〜15%値上げするとの見通しを示した。傘下のビュッフェチェーン、漢来海港餐庁(ハーバー)は、22年第2四半期からの値上げを検討している。

 焼き肉レストランなどを展開する乾杯集団(カンパイ・グループ)も、値上げを検討していると説明した。

 

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