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台プラ4社の上半期純利益、民間首位の800億元超へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年8月29日_記事番号:T00009892

台プラ4社の上半期純利益、民間首位の800億元超へ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の主要4社の上半期純利益は827億~842億台湾元(約2,870億~2,920億円)となる見通しだ。鴻海精密工業、台湾積体電路製造(TSMC)、友達光電(AUO)などの連結純利益を上回り、民間企業グループとして首位に立つことになる。29日付工商時報が報じた。

 台プラ各社の発表によると、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の上半期純利益は前年同期比21.29%増の202億3,970万元だった。ポリ塩化ビニル(PVC)やエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)など主な製品価格が前年より上昇したことが理由だと黄宗敬同社スポークスパーソンは分析した。

 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の上半期純利益は22.8%減の147億4,860万元だった。台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は3.8%増の295億6,400万元だった。

 南亜塑膠工業(南亜プラスチック)はまだ発表しておらず、アナリストの予測では21~22%減の182億~197億元となっている。