テレビ用パネル価格続落、最大22%(トップニュース)/台湾


ニュース 電子 作成日:2021年10月21日_記事番号:T00099056

テレビ用パネル価格続落、最大22%(トップニュース)/台湾

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーによると、テレビ用液晶パネルの10月下旬のオファー価格は32~65インチで12.0〜22.8%下落した。10月累計の下落幅は過去最大となった。7月からの価格下落を受け、9月からパネルメーカーは減産を開始したが、小幅な減産だったほか、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休中のテレビ販売不振や、欧米の年末商戦向けの出荷が早くも一服したことが価格を押し下げた。2022年第1四半期まで価格下落が続くと予測した。21日付経済日報などが報じた。

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 テレビ用パネルの10月下旬のオファー価格は、主流の55インチは前月比40米ドル(21.6%)下落し、145米ドルとなった。32インチは44米ドルで12米ドル(21.4%)下落し、今年7月時点の88米ドルの半分となった。このほか、▽65インチ、220米ドル(前月比12%下落)、▽43インチ、78米ドル(22.8%下落)──だった。テレビ用パネル価格の9〜10月の累計下落幅は3割以上だ。

 小型のテレビ用パネル価格は年末にも現金支出原価まで下がり、大型のテレビ用パネル価格は22年1~2月にも現金支出原価に近づくと予想されている。

 邱宇彬・ディスプレイ研究処副総経理は、中国などのインターネット通信販売サイトの独身の日(光棍節、11月11日)特売セールで、テレビがよく売れれば、年末に在庫の補充が進み、パネル価格下落幅は縮小すると予想した。22年1月、2月には工場の年次保守点検で、大規模な減産となるため、早ければ3月、4月にもパネル価格の下落が止まるとの見方だ。

クロームブック向け、3%下落

 モニター用パネルの10月下旬のオファー価格は、21.5インチは前月比0.5%下落、23.8インチは横ばい、27インチは0.5%下落した。

 ノートパソコン用パネル価格は、グーグルのOS(基本ソフト)「クロームOS」搭載ノートPC「クロームブック」の主流である11.6インチが前月比3.1%下落した。このほか、14インチは0.5%下落、17.3インチは0.2%下落した。

【表】