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ラスベガス・サンズ、台北・高雄でカジノ設置を検討


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年9月1日_記事番号:T00009916

ラスベガス・サンズ、台北・高雄でカジノ設置を検討

 
 米カジノ業大手、ラスベガス・サンズのウィリアム・ワイドナー社長兼最高執行責任者(COO)は、馬英九総統の就任後に台湾を訪問し、新政権関係者とカジノおよび総合レジャー施設の開発について話し合ったと明かした。ワイドナーCOOは「両岸(中台)情勢の安定が投資にとって非常に重要」とした上で、状況に応じて投資時期を決定すると語った。カジノ設置地点については、「人口が多く、交通の便がよい場所が理想的で、台北市または高雄市に興味がある」と話した。1日付経済日報が報じた。

 ワイドナーCOOは、「サンズはこれまで澎湖でのカジノ設置を検討してきたが、陳水扁前総統がカジノ計画を中止し、当社はマカオにベネチアン・マカオ・リゾートを開発済みでもあることから、澎湖での設置検討は取り止めた」と語った。

 一方、行政院経済建設委員会(経建会)関係者は「現段階では依然離島をカジノ開放地点として計画しており、研究と計画の全容は年末に報告する」と話している。将来台北・高雄でのカジノ設置を検討するか否かについては「分からない」と答えた。