ニュース 医薬 作成日:2021年10月28日_記事番号:T00099199
台湾のワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)は27日、同社の新型コロナウイルス感染症ワクチンが、世界保健機関(WHO)のワクチン候補を扱う連帯治験用に選ばれたと発表した。今後、フィリピン、コロンビア、マリの全額共同出資により、世界中で4万人以上を対象とする第3相臨床試験が実施される。3~6カ月以内に有効性に関する初期データが得られる見込みだ。28日付工商時報が報じた。
衛生福利部(衛福部)の陳時中・部長は、メディゲンの新型コロナワクチンがWHOの承認を取得する可能性が高まったと指摘した。
専門家は、メディゲンの新型コロナワクチンは、高い安定性と安全性を持つタンパク質サブユニットワクチンで、免疫原性はアストラゼネカ(AZ)ワクチンの3.4倍以上に達すると指摘。また、摂氏2~8度での冷蔵保存が可能で、輸送しやすい上、同社が世界各国に大規模に供給できる量産能力を備えていることも、同社のワクチンがWHO連帯治験用に選ばれた理由だとの見方を示した。
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