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中鴻鋼鉄、約5%の値下げ実施


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年9月1日_記事番号:T00009922

中鴻鋼鉄、約5%の値下げ実施

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は29日、国際スラブ鋼原料価格の下落と軟調な域内市場を受け、9月の熱延・冷延コイルの域内販売および輸出価格を4.5~5.8%値下げすることを決めた。同社が値下げをするのは今年初めてだ。8月30日付工商時報が伝えた。
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 熱延コイルの域内販売価格の値下げ幅は1トン当たり1,800台湾元(約6,200円)、冷延コイルは1,500元、溶融亜鉛メッキコイルは2,000元となる。値下げ後の熱延・冷延コイルの域内販売価格は3万200元~3万1,500元だ。輸出価格の1トン当たりの下げ幅は65米ドルとなる。郭啓華同社副総経理は、輸入原料価格は依然として高めだが、下流メーカーの競争力維持のため、値下げを決めたと説明した。

 中鋼は既に第4四半期の域内向け価格の引き上げを発表しているが、値上げ後の熱延コイルの価格は1トン2万8,000元と、域内相場の約2万9,000~3万元より低めのままだ。