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彩晶、5〜10%の減産を実施


ニュース 電子 作成日:2008年9月1日_記事番号:T00009928

彩晶、5〜10%の減産を実施

 
 パネル大手、瀚宇彩晶(ハンスター)は、9月に約5~10%の減産を行うことを明らかにした。第3四半期は例年はハイシーズンだが、モニター向けパネルと中型パネルの価格が7~8月に30%近く値下がりした上、出荷量も予測を下回り、オファー価格が生産コストとほぼ均衡する水準まで下がったため減産を決めた。1日付工商時報が伝えた。

 パネルメーカーの多くは第2四半期末から減産を行っているが、彩晶は現在、生産能力約13万枚の第5世代ライン1本を有するのみで、LGディスプレイ(LGD)への供給契約があることから、生産ラインはフル稼働状態だった。

 友達光電(AUO)や奇美電子(CMO)などパネル各社は、9月も約10~15%の減産を継続する。

 彩晶は7月、出荷枚数が124万4,000枚で前月比15.2%減、売上高は49億4,800万台湾元(約170億円)と、前月比23.5%減となった。