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大聯大が詮鼎科を吸収合併、売上高2千億元に挑戦


ニュース 電子 作成日:2008年9月1日_記事番号:T00009930

大聯大が詮鼎科を吸収合併、売上高2千億元に挑戦

 
 アジア最大手、世界第3位の半導体商社、大聯大集団(WPG)は1日午前、株式交換方式により詮鼎科技(AIT)の株式100%をWPGが取得し、吸収合併することで双方が合意したと発表した。合併後WPGは、半導体商社としてはアジア初の売上高2,000億台湾元(約6,887億円)突破に挑戦する。1日付鉅亨網などが報じた。

 詮鼎科は主に携帯電話用パワーアンプIC、ブルートゥースチップ、全地球測位システム(GPS)関連部品などを代理販売しており、昨年の売上高は300億元を上回った。

 証券会社によると、WPGは聯発科技(メディアテック)の携帯電話チップの、中国ホワイトブランド(地場ブランドの総称)に対する代理販売で好業績を上げており、詮鼎科の合併により、今後さらに携帯電話関連部品の統合および販売プラットフォームの拡大が実現できるとしている。

 WPGによると、株式の交換比率は詮鼎科1株に対し、WPG普通株0.46株。2008年10月21日に双方が臨時株主総会に諮り、主管当局の審査を経て手続きを完了する。合併基準日は09年1月1日。

 WPGの今年1~7月の売上高は昨年同期比13%増の831億元で、第3四半期は前期比20%以上の成長が見込めるとしている。