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同窓会の記念撮影、肩に手はセクハラ?


ニュース 社会 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009939

同窓会の記念撮影、肩に手はセクハラ?


 同窓会の記念撮影で同窓生の女性と一瞬肩を組んだ男性が、セクハラ行為で告訴され、インターネット上で同情を集めている。

 2日付蘋果日報によると、先月16日に中興大学獣医学部の同窓会に出席した既婚男性(36)は、記念撮影時に同窓生の未婚女性(36)の肩に手を回した。男性によると、シャッターを押す瞬間のわずか0.5秒のことだったという。

 ところが、女性はそれをセクハラと受け止め、その場で男性の腕をひじ鉄で振り払った上で、「訴えてやる」と声を荒げ、実際に先月21日に警察に被害届を提出した。警察は男性をセクハラ防止法違反の疑いで書類送検したが、法曹界では肩を組むことは一般にセクハラ行為には当たらないとの見解が有力で、男性が起訴されるかどうかは微妙だ。

 男性は「肩を組んだだけでセクハラで被害届を出されるなんて」とあっけにとられたが、女性側は被害届の取り下げには応じていない。

 台湾大社会工学学部の王雲東教授は「肩を組んだだけでセクハラ扱いされるケースは現在では珍しい」と驚いた上で、女性の成長過程や他人との距離感覚に原因があるのではないかと推測を語った。

 一方、現代婦女基金会の姚淑文執行長は「女性が過剰反応かどうかは、男性の素行による」という見方だ。

 インターネット上では、「この女性はお高くとまっている。やりすぎだ」などと男性に同情する意見が大半を占めている。