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建設
作成日：2008年9月2日_記事番号：T00009946
鴻海の環境保護技術団地、高雄に建設か
鴻海精密工業の郭台銘総裁はこのほど、高雄市に「デジタル環境保護科技城」と呼ばれる工業団地を造成するため、面積17万2,000坪の用地を取得することを劉兆玄行政院長に確約したもようだ。２日付蘋果日報が伝えた。
用地は高雄市中山路の末端にあった軍需工場「聯勤205兵工廠」の跡地で、最近の地価動向を基に試算すると、用地取得には400億台湾元（約1,367億円）が必要になる見通しだ。鴻海は将来的に24万人の雇用を創出する工業団地を造成する構えとされる。
鴻海側は聯勤205兵工廠跡の取得を否定しているが、高雄市政府は同用地を含め候補地に関する資料を鴻海側に提供しており、鴻海関係者が先月中旬に現地を視察したという。
郭総裁は過去に陳菊高雄市長に対し、既存のソフトウエアパークでは手狭すぎるとして、さらに大きな用地の提供を求めていた。
