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8月の新車販売台数、1万台に届かず22年ぶり最低


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009947

8月の新車販売台数、1万台に届かず22年ぶり最低

 
 交通部数拠所が1日発表した資料によると、8月の新車登録台数は、前年同月比60.4%減少の9,563台と1万台を割り込み、過去22年間で最低となった。1~8月は前年同期比27.6%減の16万5,279台。和泰汽車の張重彦総経理は、購買意欲は9月から回復に向かい、今年通年の販売台数は23万~24万台の水準となるとの予測を示した。2日付工商時報が報じた。
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 8月は大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」に当たり、ディーラーでも主力が長期休暇を取ったことから、全体の販売戦力が大きく低下し、同月20日までの販売台数はわずか3,291台に落ち込んだ。これを見た業界関係者は、8月の市場予測を、最高で8,500~9,000台、最悪の場合8,000~8,500台まで落ち込むと下方修正した。しかし、下旬に販促を行ったことにより販売台数が伸び、最終的には予測を若干上回る結果となった。

 和泰汽車、裕隆日産、台湾本田など大手関連業者幹部は、9月は新型車が多く発売されるため、購買意欲を刺激し、販売台数は単月で2万台を超えるチャンスもあるとみている。各社とも今後、速やかな在庫消化を進めるため、争ってキャンペーン活動を押し出すとみられる。