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宏全が中国投資拡大、広州に新工場設置


ニュース その他製造 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009950

宏全が中国投資拡大、広州に新工場設置


 飲料容器製造の宏全国際は先ごろ、董事会で子会社を通じて宏全中国控股に4,129万米ドルを出資し、統一企業(ユニプレジデント)の中国子会社、鄭州統一企業(河南省)の工場内に設備を設置するほか、広州にも新たに包装材の生産拠点および飲料の受託生産工場を設置する計画だ。2日付経済日報が報じた。

 鄭州統一の工場内設備には5,000万人民元(約8億円)以上を投じる予定で、PETボトルのプリフォーム・ボトル成形ラインを1本設置し、統一の茶飲料およびジュース用に供給する計画だ。

 広州の拠点は米ペプシコ・インクへの年間2,000万~3,000万ケースのボトル、キャップ、ラベルなどの包装材供給に加え、ペプシの茶飲料およびジュースの専属受託生産工場とする予定で、年産量は1,000万ケースとなる見通しだ。広州新拠点への総投資額は1億5,000万人民元で、来年6月に竣工・量産開始の予定だ。

 宏全国際の上半期純利益は3億5,100万台湾元(約12億円)で、一株当たりの利益(EPS)は昨年同期比0.65元増加して1.85元となっている。