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台湾中油、液化石油ガスを値下げ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009951

台湾中油、液化石油ガスを値下げ

 
 台湾中油は1日、液化石油ガス(LPG)を2日から値下げすると発表した。家庭用は1リットル当たり0.5台湾元値下げし28.21元(約96円)に、自動車用は0.3元値下げし18.8元とする。2日付中国時報が報じた。

 尹啓銘経済部長は、台湾中油の液化石油ガスの赤字額は年間1,200億元に上り、輸入コストを考えると値上げするべきだが、企業や家庭の負担を考慮した結果、値下げに踏み切ることにしたと語った。

 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の林克彦スポークスパーソンは、値下げに追随するかを急きょ検討し、あすまでに結論を出すと語った。現在同社の液化石油ガスの価格は台湾中油の値下げ前の価格と同額だが、1リットル当たり3~4元の赤字が出ているという。