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瑞軒とLGD、共同出資で中国工場設立


ニュース 家電 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009954

瑞軒とLGD、共同出資で中国工場設立

 
 フラットテレビ大手の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と韓国LGディスプレイ(LGD)は1日、共同で中国蘇州に蘇州楽軒科技を設立することで合意書に調印した。新会社の年生産能力は液晶テレビ500万台、後工程モジュール(LCM)300万枚で、来年1月1日から生産を開始する計画だ。2日付蘋果日報が伝えた。

 新会社への投資額は計4,800万米ドルで、出資比率は、LGD51%、瑞軒49%となる。董監事席は両社に半数ずつ割り当てられる。初期段階では、瑞軒が出資する米ビジオとLG電子向けの液晶テレビ生産を主とし、将来的には他ブランドからの受託も視野に入れている。

 LGDは「将来30インチ以下で、500米ドル以下の低価格液晶テレビを、主に中国や北米市場に投入したい」との意向を明らかにした。瑞軒の邱裕平副総経理は、「両社の提携によりパネルの安定供給を確保できるとともに、コストを低減でき、顧客に安定した供給が可能になる」と語り、「最も競争力のあるテレビ組み立て会社にしたい」と意欲を述べた。