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勝華科技、8月は26%増収


ニュース 電子 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009956

勝華科技、8月は26%増収

 
 第1、第2四半期と連続で赤字を計上した携帯電話用パネル大手、勝華科技(ウィンテック)は8月、ハイシーズン効果により連結売上高が前月比25.97%増、前年同月比16.9%増の32億1,500万台湾元(約110億円)となり、昨年12月以来の最高を記録した。主に粗利益率の高いタッチパネル製品で出荷量が伸びたことが、全体の業績改善に好影響を与えたようだ。1~8月の合併売上高は前年比15%増の217億7,500万元だった。2日付工商時報が報じた。
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 勝華では、液晶ディスプレイ(TFT─LCD)の第3世代生産ラインの減価償却費として、今年から毎月1億1,000万元が計上されるようになったため、上半期は5億元の赤字となった。しかし第3四半期のハイシーズンに入り、タッチパネルなど非ディスプレイ製品向けパネルの出荷が増加し、7月の連結売上高は、6月比で12.2%増加していた。

 7月のタッチパネルの売上高は約5億元で、全体に占める割合は20%に達した。証券会社では今後この割合は25%まで拡大し、第3四半期は黒字転換、第4四半期はさらに成長するとの予測を示している。