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TSMC、32ナノでHKMG技術を採用か


ニュース 電子 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009957

TSMC、32ナノでHKMG技術を採用か

 
 台湾積体電路製造(TSMC)が、次世代の32ナノメートル製造プロセスの導入に際し、チップの電流漏れを低く抑えることができるHigh-k/メタルゲート(HKMG)技術を採用するとの観測が高まっている。2日付工商時報が伝えた。

 TSMCは当初32ナノメートル製造プロセスで、汎用プロセス(32G)と低電力プロセス(32LP)のみを導入する方針だったが、CPU(中央演算装置)の受注拡大に向けHKMGプロセスの導入準備に着手した。

 業界関係者によると、TSMCは32ナノメートルプロセスを将来的に主力分野としたい考えとされる。しかし、同プロセスは、チップ開発費用が45ナノメートル、40ナノメートルの製品に比べ50%割高なため、十分な受注量を確保できるかが鍵となる。