ニュース 電子 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009960
鴻海精密工業は1日、ソニーマニュファクチャリング・システムズから機械設備120台を5億5,700万台湾元(約19億円)で購入したことを明らかにした。導入設備の用途は明らかにされていないが、市場関係者は鴻海がソニーから液晶テレビやノートパソコン(ノートPC)の受注を拡大する前触れと受け止めている。2日付経済日報が伝えた。
鴻海をめぐっては、傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の第6世代液晶パネル工場が来年にも操業を開始し、親会社が受注するソニー向けノートPCの生産に対応する体制が整う。また、ソニー側も画像処理技術の外部流出を防ぐため、鴻海への液晶テレビの生産委託を拡大する構えとされる。
市場関係者は、鴻海がソニーから32インチ、37インチの液晶テレビ生産を受注するとみており、今回導入した設備は液晶テレビの生産と関係がある可能性が高い。
同社は今年上期の業績が伸び悩んだが、下期はアップルの人気携帯電話端末「iPhone」に加え、ソニーからの受注拡大で業績回復を目指すことになる。
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