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鴻海総裁の長男、デジタルコンテンツ事業に参入


ニュース 電子 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009961

鴻海総裁の長男、デジタルコンテンツ事業に参入

 
 鴻海精密工業の郭台銘総裁の長男郭守正氏が経営するデジタルコンテンツ開発会社、首映創意(SOFAスタジオ)はこのほど、経済部工業局に対する補助金支給申請が認められた。2日付経済日報が伝えた。

 行政院は昨年8月にデジタルコンテンツ産業発展条例案に基づき、アニメーションとゲームを同産業発展の柱として位置づけ、5年間で14億台湾元(約48億円)の補助金支給を決めていた。今年は既に首映創意を含め6社が支援対象に決まっている。

 首映創意は主にアニメーション開発に取り組んでおり、計画中の作品「モンスター・コイン」で補助金を申請した。投資額は1,500万元で、うち500万元を工業局による補助金で賄う計画。作品は年内に完成予定だ。

 工業局の統計によると、デジタルコンテンツ業界のうちアニメーションの生産額は前年比32%増の29億元、ゲームの生産額は同19%増の283億元に達する見通しだ。