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光宝科技、ノートPCキーボードに参入


ニュース 電子 作成日:2008年9月2日_記事番号:T00009962

光宝科技、ノートPCキーボードに参入

 
 光電関連製品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)がノートパソコン(ノートPC)用キーボードの生産に参入する。同社は2007年、ノートPC電源の力信興業(LSE)を買収しており、ノートPC分野での展開をさらに拡大する形だ。2日付工商時報が報じた。

 光宝科は以前、傘下企業でデスクトップ用キーボードを生産した実績があるため、今回の参入に意外感はないとされる。光宝科の滕光中執行長は「ノートPC電源は世界で2、3社のみが製造し新規参入は難しかったが、全体市場がある程度拡大したため商機があるとみて進出を決めた。キーボードも同じ論理だ」と語った。

 無線通信の発達や低価格ノートPCの人気により、世界市場におけるノートPCの出荷台数は近い将来、年間1億台の水準に達するとみられる。

 ただ、ノート用キーボードの場合は市場が成熟して、達方電子(ダルフォン)、群光電子(チコニー・エレクトロニクス)、精元電脳(イノベース)の3社の寡占状態になっており、3社とも「シェア30%以上、業界最大手」をうたっている。