ニュース 商業・サービス 作成日:2021年11月22日_記事番号:T00099644
英インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ(IHG)直営の高級ホテル、高雄洲際酒店(インターコンチネンタル高雄)がきょう22日、高雄市前鎮区の再開発地区、亜洲新湾区(アジア・ニューベイエリア)でグランドオープンした。同ブランドとして、台湾初のホテルだ。高雄市では、高雄万豪酒店(高雄マリオットホテル、鼓山区)が2020年末にオープンし、ホテルオークラグループの台湾南部初のホテル、ホテル・ニッコー高雄(前鎮区)が23年に開業を控えるなど、海外ホテルブランド大手の進出が相次いでいる。22日付中国時報などが報じた。
マヌッセン総経理(左2)は、アフターコロナの観光市場を好感しているほか、高雄市にはハイテク大手の進出が相次いでいるなどとして、運営には自信があると語った(21日=中央社)
インターコンチネンタル高雄は12月開業を予定していたが、域内旅行の需要増で市内のホテルは予約がほぼ満杯となっていたため、開業時期を早めた。インターコンチネンタル高雄の今年末までの予約率は70%に達している。
ロバート・マヌッセン総経理は、ターゲットとなる顧客層について、海外ビジネス客と、域内のビジネス客や旅行客で半分ずつとなると説明した。
客室数は253室で、広さは平均14坪、スイートルームは平均18坪。平均客室単価は6,000〜7,000台湾元(約2万5,000〜2万9,000円)。
館内には、オールデイダイニングレストラン「SEEDS大地」、中華料理の「湛露」を設置。22年第1四半期には日本料理レストランが入居予定だ。バー、ベーカリーも備える。
ホテル型マンション併設
インターコンチネンタル高雄が入居したのは、68階建てのビルの1〜16階で、18〜65階の遠雄集団(ファーグローリー・グループ)が手掛けたホテル型高級マンション(サービスアパートメント)「遠雄ザ・ワン」と直結している。
遠雄集団によると、遠雄ザ・ワンは、113坪と183坪の2タイプの部屋があり、販売価格は1坪当たり平均約50万元。これまでに物件の60%以上が売れた。
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