ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「休日はカラオケ禁止」、騒音法改正案にブーイング


ニュース 社会 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009969

「休日はカラオケ禁止」、騒音法改正案にブーイング

 
 休日に自宅でカラオケを楽しむことが、行政院環境保護署が進めている騒音管理法の一部改正で禁止される見通しで、「厳しすぎる」という批判の声が上がっている。3日付蘋果日報が報じた。

 改正案では取り締りの対象地域を住宅地区と商工業地区に分けて、住宅地区では▽室内改装工事は午前8時から午後6時まで▽カラオケは平日午前8時から午後10時までで、正午から午後1時まで、および休日は終日禁止──となる。また工商業区では、室内改装工事は午前7時から午後9時までと住宅地区よりもやや緩くなるが、カラオケへの規制は住宅地区と同じだ。違反者には3,000~3万台湾元(約1万200~10万2,000元)の罰金が科せられる。改正案は早ければ年末にも施行される。

 環境保護署では、昨年、室内改装工事に関する住民の苦情が1,849件(6%増)、カラオケでは5,780件(4%増)に上ったことを規制強化の理由に挙げているが、一般市民からは「休日にカラオケがなかったら、他に何の楽しみがあるのか」など、厳しすぎるという批判が巻き起こっている。