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台新金控、エイゴンと新生保設立へ


ニュース 金融 作成日:2007年6月11日_記事番号:T00000997

台新金控、エイゴンと新生保設立へ

 台新金融控股は8日、蘭エイゴンと合弁で新たな生命保険会社を設立すると発表した。出資比率はエイゴン51%に対し台新金49%。また、保有する彰化商業銀行の株式2.5%をエイゴンに売却する。

 新たな生命保険会社は、年金分野を核心業務とし、1年目で損益均衡、数年内に台新銀行と同等の資産規模を持てるよう発展させる計画。 提携先にエイゴンを選んだ理由として林克孝同社総経理は、「1993年から台湾市場に参入し、年金保険や銀行保険に精通しているため」と語った。

 台新金控は、自己資本比率が行政院金融監督管理委員会(金管会)の求める水準に満たないため、6月15日までに彰化商業銀行の株式を売却するよう求められていた。これにより8~9億台湾元の欠損が見込まれるが、林克孝総経理は保険会社の設立により台新金控の利益に影響は出ないという見解だ。