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作成日：2008年9月3日_記事番号：T00009974
高鉄融資、銀行団が金利引き下げ同意
台湾高速鉄路（高鉄）に対する融資金利の引き下げ問題で、兆豊国際商業銀行など債券銀行21行は２日、一部融資の金利引き下げに応じることを決めた。３日付中国時報が伝えた。
金利引き下げが決まったのは、市中金利に比べて極めて高い年8.1％の金利が適用されている390億6,400万台湾元（約1,334億円）に関してで、引き下げ後の金利は年4.5979％となり、高鉄は年間13億6,500万元の利払い費用を節減できる。債権各行は協議の結論を持ち帰り、最終決定した上で、今月中にも融資条件の改定手続きを行う。
これにより、高鉄が借り入れた2,790億元の平均金利（加重平均）は年4.4697％から3.9757％へと低下し、高鉄の金利負担は大きく軽減されることになる。
