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高雄港、滞留コンテナが増加


ニュース 運輸 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009975

高雄港、滞留コンテナが増加

 
 高雄港で、荷主が受け取らずにそのまま滞留されているコンテナが増加している。コンテナターミナルが滞留コンテナであふれ、今後輸入する貨物の引き渡しが遅れる懸念も出ている。3日付経済日報が報じた。

 この2~3カ月でステンレス鋼やトウモロコシなどの価格が大幅に下落したことから、輸入業者や海外の売り手が、通関手続きを行わずに貨物をそのまま止めておき、利益を得られる機会をうかがっているためとみられる。

 高雄港での滞留コンテナの増加を受け、コンテナ船で台中港や基隆港まで運んで荷主に引き渡す準備をする海運会社も一部でみられる。香港で小型船に積み替えて高雄港まで運んだ海運会社は、もし貨物が壊れたり腐ったりした場合、荷主が引き取りを拒否する可能性があると懸念を示した。