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南山・中国人寿、海外投資上限が5%引き上げ


ニュース 金融 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009976

南山・中国人寿、海外投資上限が5%引き上げ

 
 生命保険会社の南山人寿保険と中国人寿保険は2日、現行では資金運用額の35%となっている海外投資上限の40%までの引き上げを行政院金融監督管理委員会(金管会)に認可された。3日付工商時報が報じた。

 6月に認可を受けた国泰人寿保険(キャセイライフ)と新光人寿保険を合わせた4社は、6月末時点と比べ、合計でさらに3,386億台湾元(約1兆1,600億円)の海外投資が可能になる計算だ。内訳は、▽南山人寿、1,242億元▽中国人寿、172億元▽国泰人寿、1,037億元▽新光人寿、893億元──。

 金管会保険局によると、海外投資上限の35%から40%への引き上げには、▽2年以内に重大な行政処分を受けていない、または処分を受けたが改善した▽直近3年のリスクベース自己資本比率(RBC)が平均250%以上▽直近1年の信用リスク評価がAA-以上──などの条件を満たす必要がある。現段階で申請を行っている生保会社はほかにはないという。