行政院金融監督管理委員会（金管会）の最新統計によると、台湾内の外国銀行32行の利益額が、台湾に本拠を置く計41銀行の利益額を初めて上回ったことが分かった。
外銀台湾支店の１～４月の合計税引前利益は66億8,500万台湾元で、昨年同期比で54.25％の増加。しかし台湾各行は同期間、中華銀行や一部の中小行が不良債権の処理に取り組んでいたため、税引前利益は計52億3,400万元にとどまった。外銀の利益が台湾各行の利益を上回ったのは今回が初めてだ。
外銀で同期間最も利益が多かったのはシティバンクで42億5,100万元。次いでＨＳＢＣ（４億3800万元）、みずほコーポレート銀行（４億800万元）となった。
